今日は久々に島根県で講演をさせていただきました。
対象者は、県内の保育、福祉施設で働く調理士の皆さん、およそ250名。
午前は私が講演し、午後からは、聖徳大学の教授で臨床心理士の室田洋子先生
の講演でした。
以前から存じ上げていた室田先生に久しぶりにお会いできることもあり、
今日のこの日をとても楽しみにしていました。
『心を育む食卓』はじめ多数の著書を出版し、心と食の専門家としても著名な
室田先生ですが、今も常に家庭の食卓、子どもたちの食卓と向き合いながら、
カウンセリングを行い、研究を続けていらっしゃいます。
現代の子どもたちが抱える問題は、同時に大人たちの問題でもあります。
親子が失敗や苦労を恐れずに、あらゆる事に意欲と好奇心を向ける多感な
成長期にある子どもたちを見守り、
親やまわりの大人たちも一緒になって、食を通した体験を重ね、
その体験の中で、まわりに対する感謝や自然の偉大さに触れてほしいと
おっしゃっていました。
私も子育て真っ最中ではありますが、仕事と子育てを通して、常に考え、悩む
こともあります。
しかし、今日の室田先生との再会でも改めて実感できることは、
その悩みこそ、成長につながる。
と言うことです。
親は我が子に教え、学ばせてもらうのです。
また、我が子を通して、新たな世界を見せてもらっているとも思います。
子どもを授かり広がった世界がたくさんあります。
同時に、授かった命は「奇跡」であるとも思うのです。
食と子育ては同じです。
身体によいものを食べても、明日すぐに健康に元気にはなりません。
子育ても、今日の答えは明日には出ません。
日々の積み重ね。
だから、気長に構えればいい。
「いい加減が、程加減」。