遅ればせながら、
「新年明けまして おめでとうございます。」
皆様にとって、今年が良い年でありますように。
そして、昨年よりは確実に少しづつ、日本全国から、また、地球全体に
明るいニュースが流れる一年であってほしいと、心から願っています。
そのためにはまず、一人一人が自然を敬い、知恵と工夫と努力をすること
を、もっと真剣に考え、行動をはじめないといけないように強く感じながら、
私も新たな年を迎えました。
昨年末から家族水入らずで、真冬のソウルに出掛けていました。
当初の予定であった、常夏のカンボジアから急遽予定を変更した、アジア
への旅。
自宅から2、3時間程度で到着することあり、わが子たちも何の違和感もなく、
「カムサムニダ(ありがとう)」なんて、会う人に声を掛けて楽しく過ごしていま
した。
休暇中は、ソウルの寺院、歴史資料館、現代美術館、王宮、宮廷庭園、
伝統舞踊、そして、市内の各市場を見てまわり、ゆっくりと過ごすことができ
ました。
韓国は、私にとっては近くて遠い国。
今では、韓流ブームとも言われるほど、韓国のスターも私たちにとっては身近で、
親しみ感さえありますが、私がアメリカで過ごしていた当時は、アメリカに移住した
韓国人の友人もいて、突然、過去の両国の歴史問題について質問を受けたり、
あるときは、韓国人の老女に、
「私は日本を憎んでいます。でも、若い世代のあなたのことは憎くはないです」。
と言われたこともあります。
学生時代には、2年間、韓国語を勉強したので、韓国の釜山大学の学生たちと
交流し、一人暮らしの私のアパートに宿泊してもらい一緒に、「チジミ」を作ったり、
温泉に行った思い出もあります。
でも、そのときも、歴史問題について彼女に質問されたのですが、自分なりの考えを、
自分の言葉できちんと伝えられなかったと言う、苦い経験があります。
今回のソウルでの休暇中、縁あって現地の高齢の医師と出会い、ゆっくりと話すことが
ありました。
その医師は、日本語も何不自由なく話すことができる方でしたが、日本と韓国の両国の
歴史問題よりは、
「未来を一緒に語りたいですね」
と、一太郎を抱っこしながら、優しい笑顔で話してくれました。
韓国の都市、「ソウル」では、人情と希望を感じます。
日本の都市、「東京」は、都市としての発展は進化するなかで、人としての温もりや優しさ
は、どんどんと逆に進んでいるように感じます。
今回の休暇中、ソウルのまちを「抱っこして~」と、泣きながら歩くわが子に向かって、
ほとんどの中高年の現地の人たちが声を掛けてくれました。
なかには、「抱っこしてあげようか?」と、立ち止まって、手振りで示すおばさんも居ました。
そんなふうに、見知らぬ者に対して、ましてや外国人に対して、関わろうとする韓国の人たち
からは、ほっとさせてくれる安心感が伝わってきました。
もしも同じように、東京のまちなかでわが子が泣いていたら・・・。
人と関わることは、楽しいことや幸せなことばかりではありません。
深く関わろうとすると、お互いに傷つくこともあるだろうし、悲しませることもあるかもしれません。
それでも、誰かと関わることで自分を見つめたり、成長し合える。
それが、生きる喜びにつながっていることを、韓国での休暇中に改めて考えていました。
今年もまた新たな出会いがあることでしょう。
また、これまでの出会いがもっと深まり、実を結び、花を咲かせることもできるでしょう。
でも、信じた人を信じ。
大切な人を、しっかりと大切にできる努力をしたい一年です。
なので、新年早々、相変わらずのスローペースで、仕事をさせてもらっている私ですが、
今の私の一番大切なもの、「わが子たちの成長」を、夫と見守りながら、これまで以上
に努力と工夫をしたいと思っています。
以前、秘書をさせていただいた、中村ブレイスの中村俊郎社長の言葉です。
「トップ(経営者)は、完璧であろうとしてはいけない。
自分には足りないもの、自分に欠けている者を相手に伝え、それを実行してくれる優秀な
人材と仕事をすること。
それが、経営にとっては一番大事なことなんだ。」
他の会社や組織より、時間が多少かかっても、10年前、3年前に話していたことを、
しっかりと実現してくれているわが社のスタッフ、そして、協力メンバーの皆様には
心から感謝しています。
今年もまた、未来をたくさん語り、未来のある子どもたにつながる「今日の仕事」を、
しっかりと実現していきましょうね。