選ぶ力を身に付ける

安部氏の『食品の裏側』という本が出版され、ここ最近、「この本を読んで・・・」
と、数名の方から添加物に関するご質問をいただきました。
私も添加物の種類のすべてをきちんと把握しているわけではありませんが、
あまり神経質になり過ぎる必要はない。と思っています。

外食、中食を利用する回数が増えれば必然的に添加物の摂取も増えるわけ
で、極力、素材そのまま調理して食べていれば、そうそう心配することはない
のです。

「食育」で大事なことの一つに、「選択する力を身に付けること」があります。
たくさんの情報。たくさんの店。たくさんの商品のなかから自分が安心でき
るものを選び、自分のこころと身体の健康を目指すために、
まずは体験をすることです。
そして、「食」について興味を持ち続け、学ぶことです。

“食品業界の裏側”を知っていくと、選ぶ店も商品も企業も、だんだんと選べる
ようになってきます。
だからこそ、信頼できる人との出会いをつづけることです。
信頼できる人の情報は、マイナス面もプラス面の情報も両方をバランス良く
伝えてくれます。

コメント(2)

ちょうど先週の金曜日4/28に、テレビの仕事で安部氏とお会いしたところでしたので、書き込みをさせていただきます。安部氏は、やはり食品添加物のマイナス面だけではなく、必要があって使われている点についても説明をされていました。そして消費者もまた、食品添加物を使用した食品を支持している点も指摘しておられました。また、不必要な食品添加物を摂取したくないと考えるならば、できる限り加工過程の少ないものを選んだり、自分で食材を調理することを勧める、とのことでした。確かに自分で調理すれば、何を使ったかわかります。ただ、全てを手作りで、というのは今の時代ではかなり大変なことです。添加物が使用されていることを知っていて、それを選んで食べているうちは、添加物の過剰摂取に陥る心配はないように思います。知らずにそれを選び、食べ続けることは、少し怖いような気がします。

やましたさん、書き込みありがとうございます。
私もやましたさんのご意見に同感です。
何事においても、“無知ほど怖いものはない”と思っています。
だからこそ、「食育」が大事。
自らが体験し、学び続けることが大事だと思います。
ただ、マスコミの怖さ。情報の怖さがあります。情報は、受け取る側の価値感や興味の度合い等によって解釈の仕方や受け止め方が違ってしまうので、安部氏のおもいとは裏腹に本の情報だけが独り歩きをしてしまうことがあります。
これは仕方のないことでもあります。
だからこそ、添加物も含め「食」に関する多くの情報を、いかに自分なりに正しく受け止め、生活のなかで実践できるかが重要です。
多くの情報から何を選択すればいいのか誰かが迷ったとき、また悩んだときに、多くの情報の中から、それぞれの生活や価値感に合った情報を選択し、心身共に健康に暮らせるために、「食とコミュニケーション」を中心にサポートし、アドバイスすることもまた「食育コミュニケーター」の役割の一つであると思っています。

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このページは2006年5月 1日のエントリー「選ぶ力を身に付ける」です。

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